中部電力が2015年3月期の単体の純損益予想を数十億円以上の黒字と想定していることが22日、分かった。連結純損益の見通しも黒字とする方針。黒字転換すれば4年ぶり。
28日の14年3月期決算発表に合わせて公表する見込み。5月からの家庭向け電気料金の抜本的値上げなどによって料金収入が増加するほか、一層のコスト削減を進めることで業績が改善すると判断した。
先行して値上げした他の電力会社が再値上げを模索する中、中部電はさらなる経営の合理化を目指す。
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