24日の日米首脳会談で、安倍晋三首相とオバマ大統領が打ち出す同盟強化戦略の全容が22日、判明した。アジアの平和と繁栄に向け、日米同盟の主導的役割を内外に発信することが柱。具体的に、首相は自らが進める「積極的平和主義」の意義を強調し、アジア重視に転換したオバマ政権の「リバランス政策」を支持。「力による現状変更の試み」に反対する姿勢を明確にし、中国をけん制する内容だ。政府関係者が明らかにした。
オバマ氏は23日夜、約3年半ぶりに来日する。来日は3度目で、国賓としては初めて。TPPについては、進展状況を見極め、会談で早期妥結方針を確認する見通し。
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