【ソウル共同】韓国南西部、珍島沖で旅客船セウォル号が沈没した事故で、韓国政府関係者は30日、海中の船内捜索に関し、安否不明者が沈没前にいた可能性が高いとみられる船室などの集中捜索を一両日中にも終えて捜索対象を船体全体に拡大し、5月中旬をめどに打ち切ることを検討していると述べた。
302人が死亡、安否不明となった大惨事は30日で発生から2週間が経過した。発生直後に救助された人を除き、捜索で見つかった生存者はいない。これまでに212人が遺体で収容され、不明者は90人となっている。
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