石川でトキのヒナ3羽ふ化
石川県は20日、佐渡トキ保護センター(新潟県)から移送され、いしかわ動物園(石川県能美市)で分散飼育中のトキのつがい2組が産んだ卵から、3羽のひながふ化したと発表した。同園でのひな誕生は5年連続で、今年初めて。
県によると、19日から20日にかけて、13歳雄と11歳雌のつがいが産んだ卵7個から1羽が人工ふ化し、3歳雄と7歳雌のつがいが産んだ卵6個から2羽が自然ふ化した。
人工ふ化したひなは、体長約13センチ、体重約61グラム。いずれも健康状態に問題はなく、よく鳴いているという。順調に育てば、約1カ月半で巣立つ。
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