韓国旅客船事故290人超不明
【珍島共同】韓国南西部、珍島の沖合で旅客船が沈没し、修学旅行の高校生らが死亡、多数が行方不明になっている事故で、韓国海洋警察と海軍は17日も周辺海域で不明者の救助作業を続けた。現場の潮流が速く、潜水士が沈没した船内に入って生存者を捜す作業は難航している。
韓国政府は同日朝、船の乗客・乗員数を462人から475人と訂正。朝までに死者が9人に増え、287人が行方不明になっている。死者のうち5人はソウル郊外の安山市の檀園高校の生徒や引率教師とみられる。
海洋警察は17日、船長を業務上過失致死傷容疑で取り調べていることを明らかにした。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。