【珍島共同】韓国南西部・珍島沖の旅客船セウォル号沈没事故で、韓国海洋警察などは発生から10日目となる25日朝にかけても夜を徹して捜索を続け、新たに6人の遺体を収容した。同日までの死者は181人に上り、行方不明者は121人。
現場周辺では週末にかけて天候が悪化する見通し。不明者家族らは24日夜から李柱栄海洋水産相や海洋警察幹部らを取り囲み、天候が崩れる前に捜索を強化するよう要求した。
韓国政府の対策本部によると、潜水士は修学旅行の檀園高校の生徒らが多数いたとみられる3階船室を中心に捜索しているが、ベッドなど家具に阻まれて左舷側にたどり着けず、難航している。
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