【ソウル共同】韓国南西部沖の旅客船沈没事故で、韓国政府の合同捜査本部は18日、事故当時、乗客の救助を尽くさず船を脱出したとして、特定犯罪加重処罰法違反などの疑いで船長(68)ら3人の逮捕状を請求した。
旅客船が車両を過積載していた可能性や、速度を上げるため安定性を維持するタンクから水を排出した疑惑も浮上。捜査本部は「あらゆる疑惑について徹底的に捜査する」と強調している。
捜査本部は18日、船長が操舵室を離れ経験の浅い20代の3等航海士に操船を任せていたことも踏まえ、旅客船が急旋回した原因について船長らを集中的に追及した。
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