「尖閣に安保適用」明言へ
日米両政府は、安倍晋三首相とオバマ米大統領との24日の首脳会談に際し、沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張して挑発行為を繰り返す中国をけん制するため、日米安保条約に基づく防衛義務を確認する方向で最終調整に入った。オバマ氏が会談後の共同記者会見で表明する見通しだ。日本側は会談後に発表する共同声明への明記も米側に要請している。日米関係筋が23日、明らかにした。
オバマ氏は23日夜、東京・羽田空港に大統領専用機で到着した。
米国の尖閣防衛義務はこれまで国務、国防両長官らが言及したことはあるが、米大統領が表明するのは初めてとなる。
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