米独首脳、対ロ圧力へ結束確認
【ワシントン共同】オバマ米大統領は2日、ホワイトハウスでドイツのメルケル首相と会談した。両首脳は共同記者会見で、ウクライナ東部で不安定な状態が続き今月25日のウクライナ大統領選が妨害されれば、ロシアの基幹産業を対象とした「分野別の制裁」は避けられないと警告した。
オバマ氏は、米国とドイツはウクライナでのロシアの行動に「代償を支払わせる」という点で結束していると強調。ロシアとの経済関係が緊密なドイツなど欧州連合(EU)側は大規模制裁に慎重姿勢を示してきたが、ウクライナ情勢悪化を踏まえ、メルケル氏は米国との共同歩調をアピールした。
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