【ワシントン共同】甘利明・環太平洋連携協定(TPP)担当相は18日朝(日本時間同日夜)、フロマン米通商代表と、米首都ワシントンでTPP交渉に絡む2国間協議を再開した。
甘利氏は終了後、記者団に対し「一定の前進はあったが、距離はまだ相当ある」と述べた。日米が来週に東京で事務レベル協議を開くと明らかにした。フロマン氏がオバマ大統領に同行して来日するとの見方も示した。重要5項目については「合意に至ったものはない」と説明した。
日本はコメ、麦、牛・豚肉、乳製品、サトウキビなど甘味資源作物を関税撤廃の例外にすることを目指している。
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