ソニーは1日、2014年3月期連結純損益の見通しを下方修正し、1300億円の赤字になると発表した。従来の予想は1100億円の赤字だった。パソコン事業からの撤退に伴い、約300億円の追加費用を計上することが主な要因だ。
電機各社の業績は、パナソニックが14年3月期決算で3年ぶりに純損益の黒字化を達成するなど、リストラや円安の効果で回復基調にあり、ソニーの苦境がより際立った形だ。
ソニーは「VAIO(バイオ)」ブランドで展開してきたパソコン事業をことし7月に投資ファンドに売却することを決めている。
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