【北京共同】超党派の日中友好議員連盟会長の高村正彦自民党副総裁は4日夜(日本時間同)、中日友好協会会長の唐家セン元国務委員と北京市内で会談し、北京で11月に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて習近平国家主席と会談したいとの安倍晋三首相の意向を伝えた。唐氏は「指導部に話す」と応じた。同行筋が明らかにした。
一方、唐氏は、中国共産党序列3位の張徳江全人代常務委員長(国会議長)との会談を5日で調整していると説明した。習政権の指導部との会談で高村氏らは日中関係改善の糸口を探る構え。首脳会談の環境を整備できるかが焦点となる。
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