ウクライナで衝突、41人が死亡
【オデッサ共同】ウクライナ南部オデッサで2日、親欧米のウクライナ政権支持派と親ロシア派による大規模な衝突が発生、親ロシア派が集まっていた建物で火災が起きた。ウクライナ当局によると、計46人が死亡、200人以上が負傷、二十数人が重傷を負った。2月の政変後、一度の衝突で最多の犠牲者数となった。
ウクライナ東部では重武装の親ロシア派が公的施設を占拠し、政権の統制が取れない地域が拡大。混乱が南部に本格的に波及したことで政権は二正面作戦を強いられる。
ウクライナの検察当局は3日、衝突に絡み、140人以上を拘束したと発表した。
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