札幌市北区でガスボンベの爆発が相次いだ事件で、北海道警が激発物破裂容疑で逮捕した同区の無職名須川早苗容疑者(51)宅を4月に家宅捜索した際に、犯行声明文に使われたとみられるゴム印を押収していたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。
北署に届いた犯行声明文には、名須川容疑者を数年前に別の事件で取り調べた警察官とみられる、個人名が記されていたことも判明。道警は、逮捕容疑となった道警官舎事件以外の4件についても、同容疑者が関与した疑いがあるとみて、慎重に調べる。
名須川容疑者は調べに対して、容疑を否認している。
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