【ヨハネスブルク共同】ロイター通信は7日、多数の女子生徒らが拉致されたナイジェリア北東部ボルノ州で、武装集団が町を襲撃し、少なくとも125人の住民を殺害したと報じた。イスラム過激派ボコ・ハラムによる犯行とみられている。
ボルノ州では4月以降、女子生徒や少女ら270人以上が相次いで拉致され、米政府が軍や捜査当局の専門家を派遣し、捜索・救出作戦を支援する方針を表明している。
住民殺害が報じられたのは州都マイドゥグリの東にある、カメルーンとの国境近くの町。武装集団が5日、町を包囲して銃を乱射し、車などに放火した。数百人が犠牲になったとの報道もある。
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