防衛装備品開発で協定交渉開始へ
【パリ共同】安倍首相は5日午前(日本時間同日夕)、フランスのオランド大統領とパリの大統領府で会談した。警戒監視に使う無人潜水機など防衛装備品の共同開発を進めるため協定締結の交渉開始で合意。原子力エネルギー技術での協力強化や、経済担当閣僚の対話促進を確認した。両首脳は会談後、合意事項を盛り込んだ共同文書を発表した。
首相は、フランスとの経済連携を拡大する中国に対抗し、フランスとの関係強化を図りたい考え。両首脳は国際会議などを利用し、可能な限り首脳会談を毎年開催することで一致した。
安全保障分野では外務・防衛閣僚協議の次回会合を2015年に東京で開催する。
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