警察庁は25日、認知症が原因で行方不明になったとの届け出が2012年に9607人分あったと明らかにした。231人は12年中に発見できず、13年に入ってから53人見つかったとしている。
衆院厚生労働委員会で、民主党の長妻昭氏の質問に答えた。
長妻氏が警察庁から提供された資料によると、受理件数が最も多いのは大阪府警で2076人。兵庫県警(1146人)、愛知県警(735人)と続いた。
12年中に所在が確認できた人は、12年より前に行方不明になっていた人も含めると9478人。このうち死亡者は359人だった。
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