愛知県警北署は21日、名古屋市北区の薬局で男性患者に処方されたノバルティスファーマ製の座薬「ボルタレンサポ50mg」4個に縫い針が1本ずつ刺さっていたと明らかにした。患者が使う前に異常に気付いたため、けがはなかった。ノ社を通じて届け出があり、北署は偽計業務妨害容疑で調べている。
今月に入って埼玉、千葉両県でも同じ座薬に針状の金属を刺される被害が確認されており、今回が3件目。
ノ社は製造工程での混入ではなく、何者かが外部から刺した可能性が高いとみており、現時点で製品回収はしない方針。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。