ウクライナ、米が期限切り圧力
【ジュネーブ共同】ケリー米国務長官は17日、ジュネーブで開かれたウクライナ情勢に関する4者協議後に記者会見し、今回合意した「ジュネーブ声明」に基づき、ロシアがウクライナ東部の緊張緩和措置に直ちに着手することが必要だと強調、今週末から来週の早い段階までに進展が見られなければ「ロシアに追加制裁を科すしかなくなる」と警告した。
期限を区切ることでロシアに圧力をかけ、悪化の一途をたどるウクライナ情勢の局面打開を図る狙いがある。ケリー氏は協議に参加したロシアのラブロフ外相にも、米国の方針を明確に伝えたと語った。
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