日銀、物価上昇率2%の目標維持
日銀は30日、2013~16年度までの経済と物価の見通しを発表し、消費税増税の影響を除く15年度の物価上昇率は1月時点の見通しと同じ1・9%、16年度は2・1%とした。13年4月に大規模な金融緩和策を導入して2年程度で2%の物価上昇目標を達成する道筋を維持した。14年度の経済成長率を1・1%と0・3ポイント下方修正した。
日銀が発表した「経済・物価情勢の展望」によると、13年度の物価上昇率は0・8%と1月の見通しを0・1ポイント引き上げ、14年度は1・3%と据え置いた。緩やかな景気回復に支えられ、14年度以降も物価上昇が続くと見込んだ。
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