観光庁、JTB中部本社を検査
岐阜県立東濃高校(同県御嵩町)の遠足に使う大型バスの手配ミスを隠すため、JTB中部多治見支店の男性社員(30)が生徒を装い自殺を示唆して遠足の中止を求める手紙を学校に届けた問題で、観光庁と中部運輸局は1日、旅行業法に基づき、名古屋市中村区の同社本社を立ち入り検査した。
観光庁は、営業部門から遠足に絡む契約書類などの提出を受け、問題を起こした経緯を調べるとともに、1日午後には多治見支店への立ち入り検査を実施。営業停止や業務改善命令など処分を検討する。
JTB中部は取材に「検査には全面的に協力する」と話している。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。