「内戦の危機」とロシア
【ドネツク共同】ロシアのプーチン大統領は15日、ドイツのメルケル首相と電話会談、ウクライナで親ロシア派と新政権の対立が激化し、内戦の危機にひんしていると警告した。国連の潘基文事務総長とも電話で協議、新政権側が軍部隊などを投入し、東部ドネツク州などの行政庁舎や警察署を占拠する親ロ派の強制排除に踏み切ったことについて、国連と国際社会が非難するよう訴えた。ロシア大統領府などが発表した。
これに対し、カーニー米大統領報道官は15日の記者会見で、ウクライナ新政権には「法と秩序を維持する責任がある」と述べ、強制排除作戦に理解を示した。
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