韓国地検、急旋回が事故の原因
【木浦共同】韓国南西部、珍島沖の旅客船「セウォル号」沈没事故で、光州地検幹部は19日、逮捕された女性3等航海士(25)の指示による旋回後に船がバランスを崩したと述べ、急旋回が事故の原因になったとの見方を示した。
また、3等航海士が合同捜査本部の調べに「現場海域で操船したのは、6カ月の勤務歴で今回が初めてだった」と供述していることも判明した。
韓国海洋警察などは同日、潜水士が水没した旅客船の窓を割って船内に進入し、3人の遺体を収容したと発表した。船内からの遺体収容は初めて。19日までに収容した死者は36人、不明者は266人になった。
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