メーデー、雇用改革に反対訴え
非正規雇用の拡大と待遇格差に歯止めをかけることや、労働者派遣法改正、労働時間規制の緩和といった政府が進める雇用改革への反対を掲げ、連合の第85回メーデー中央大会が26日、東京・代々木公園で約4万人が参加して開かれた。
連合の古賀伸明会長は「働く者の犠牲の上に立つ成長戦略は許されない。人は商品ではない」と述べ、安倍政権の雇用改革を批判した。
来賓として安倍晋三首相が出席し「確実にデフレから脱却しつつある。今後とも働く皆さんが、景気回復の実感を手にできるように全力を尽くす」と述べた。自民党首相としては2001年の小泉純一郎氏以来。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。