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尖閣監視、早期警戒機部隊が発足

[2014年04月20日 11:01]

尖閣監視、早期警戒機部隊が発足

 防衛省は20日、沖縄県の航空自衛隊那覇基地でE2C早期警戒機を運用する新たな部隊の発足式を開いた。沖縄県・尖閣諸島周辺で中国の領海侵入が繰り返されている現状を踏まえ、警戒監視態勢を強化する狙いがある。
 小野寺五典防衛相は発足式で隊員に訓示し、中国を念頭に「法の支配を脅かす、力による現状変更の試みが継続されており、不測の事態を招きかねない危険な状況になっている」と指摘。「固定式レーダーを補完する新たな部隊の役割は極めて重要だ」と強調した。
 空自はE2C13機を青森県・三沢基地に配備しているが、最近は那覇基地への展開が常態化していた。

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