南スーダン、停戦合意
【ナイロビ共同】事実上の内戦状態にある南スーダンのキール大統領は9日、反政府勢力トップのマシャール前副大統領とエチオピアで会談し、あらためて停戦協定に署名した。ロイター通信などが伝えた。協定は双方が署名から24時間以内に戦闘を停止するよう求めている。
政府軍とマシャール派の間で昨年12月に戦闘が始まって以降、初めてのトップ同士による直接会談で停戦合意が実現し、約5カ月にわたる南スーダンの混乱が収束に向かう可能性が出てきた。
ただ、今年1月の停戦合意後も油田地帯の北部ユニティ州などで攻防が激化した。今回の停戦後に同様の事態が避けられるかは不透明。
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