親ロ派、11日に住民投票を強行
【ドネツク共同】ウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州で行政庁舎などを占拠している親ロシア派は8日、ウクライナからの独立の是非を問う住民投票を予定通り11日に実施すると決めた。ウクライナ政権は親ロ派との直接対話を拒否、親ロ派武装集団への掃討作戦を継続する構えを示した。
ロシアのプーチン大統領が7日に欧州安保協力機構との間で合意したウクライナ危機の打開策を親ロ派、政権側の双方が拒否したことで、平和的解決の道は遠ざかった。
ドネツク州の親ロ派組織「ドネツク人民共和国」の幹部は8日、「人々が住民投票の実施を強く決意しており、われわれはそれに従う」と強調した。
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