総務省は22日、テレビ番組の放送権や関連グッズの商品化権など、放送コンテンツ関連の2012年度の輸出額が104億3千万円だったと発表した。ライバル韓国の輸出額は186億3千万円で、日本を大きく上回っている。
日本の輸出額のうち、番組放送権が62億2千万円と約6割を占めた。キャラクターを商品化し販売する権利や、放送番組のDVDを海外で販売する権利などが続いた。
11年度までは番組放送権の輸出額だけを集計していたが、今回から商品化権なども含め、より実態に近い形にした。
輸出先は、アジアが52・3%と過半を占め、北米が22・3%、欧州が21・1%。
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