白斑被害、広島で4人提訴
カネボウ化粧品(東京)の美白化粧品を使い、肌がまだらに白くなる白斑症状を発症し精神的苦痛を受けたとして、広島県内の40~50代の女性4人が24日、同社に計約1億3千万円の損害賠償を求め、広島地裁に提訴した。
訴状によると、1人当たりの請求額は慰謝料、治療費など約2500万~約4300万円。4人はメラニンの生成を抑える美白成分「ロドデノール」が配合された化粧水や乳液などを使用。2011~13年、顔や首、手などに白斑が発症し、外出時など常に周囲の目を気にして生活せざるを得ず、精神的苦痛を受けたと主張している。
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