プーチン氏、クリミア入り
【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は9日、第2次大戦勝利を祝う「対ドイツ戦勝記念日」に合わせて、3月にウクライナからの編入を強行したクリミア半島セバストポリに入った。編入後、ロシア大統領がクリミア入りするのは初めて。ロシア領になったと誇示する狙いがあるとみられる。
セバストポリでプーチン氏は、黒海艦隊のパレードで演説し、クリミア半島が「祖国に戻った」と指摘し「全ての困難は乗り越えられる。われわれは一つになり、より強くなったからだ」と述べた。続いて市内でも演説し、クリミア編入は「歴史的な正義の回復と自決権の問題だ」と述べ、他国に尊重するよう求めた。
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