【ドネツク、モスクワ共同】親ロシア派勢力が実効支配するウクライナ東部ドネツク州スラビャンスクで24日、政権側が「対テロ作戦」を実施し、親ロ派が設置した検問所3カ所を破壊、親ロ派5人が死亡した。ウクライナ内務省、親ロ派双方が明らかにした。
ロシアのプーチン大統領は同日、テレビの対話番組で、ウクライナ政権が自国民への攻撃を始めたのであれば「極めて深刻な犯罪」だと非難、「重大な結果を招く」と警告した。
ロシアはウクライナとの国境地帯に大規模な軍部隊を集結させており、事態の推移によっては軍事介入もあり得ることを示唆したとみられる。
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