【珍島共同】韓国南西部・珍島沖の旅客船セウォル号沈没事故で、海洋警察などの救助チームは24日、潮流が比較的穏やかな「小潮」が同日までは続くとみられることを受けて、船内に残る行方不明者の捜索に全力を挙げた。韓国当局によると、24日昼ごろまでに新たに10遺体が収容され、死者は計169人、不明者は計133人となった。
23日までの捜索で、救助チームは修学旅行の高校生らがいた大部屋などを集中的に捜したが、船内に空気の残る場所「エアポケット」はこれまで確認されていない。
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