ロシアが米に実力行使阻止要求
【ワシントン、モスクワ共同】オバマ米大統領は14日、ロシアのプーチン大統領と電話協議し、ウクライナ東部で行政庁舎などを占拠する親ロシア派武装勢力の退去に向け、影響力行使を要求した。プーチン氏は、ウクライナ新政権による親ロシア派の強制排除を阻止するよう求めた。米ロ両政府が発表した。
ウクライナのトゥルチノフ大統領代行が設定した占拠庁舎からの退去期限の14日を過ぎ、ウクライナ東部情勢は緊迫。17日の米ロ、ウクライナ、欧州連合(EU)による4者協議を前に行われた米ロ両首脳の協議は、双方の隔たりが依然として大きいことを露呈した。
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