アフリカゾウの密猟年2万頭超
2012年に象牙目当ての密猟で殺されたアフリカゾウの数は少なくとも2万2千頭に達し、13年になっても同じ水準で推移しているとの調査結果を、ワシントン条約事務局などがまとめた。同条約の担当者が28日までに明らかにした。
担当者は「この傾向に歯止めをかけなければ、多くの地域でアフリカゾウが絶滅してしまう」と警告。象牙の主要な消費地である中国や日本などアジア各国に、密輸摘発態勢の強化などを呼び掛けた。
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