韓国船沈没、捜索範囲を拡大
【ソウル共同】韓国南西部、珍島沖の旅客船セウォル号沈没事故で、4月30日に収容された女性の遺体が、現場から約2キロ離れた海上で見つかっていたことが分かった。韓国政府の救助チームは、遺体が海底の船内から外に出て潮に流されている可能性が高いとみて、5月1日朝にかけ範囲を広げて捜索を続けた。
4月30日夜から5月1日朝にかけての捜索で新たに1遺体が収容され、死者は213人、行方不明者は89人となった。
一方、修学旅行で船に乗っていて救助され、入院していた檀園高校の生徒74人のうち70人が4月30日、退院。
生徒らは学校近くに設置された合同焼香所で弔問した。
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