参院議院運営委員会は24日の理事会で、大量の情報をやりとりするスマートフォンを含む携帯電話の使用を限定的に解禁することを決めた。本会議場や委員会室で緊急時に首相や閣僚がメールなどを閲覧する場合に限る。衆院が既に18日の議運委理事会で解禁を決めており、足並みをそろえた。
国会審議中に北朝鮮のミサイル発射などが発生した場合、秘書官が首相らに緊急メールの受信画面を直接見せて報告するケースを想定している。
衆参両院は従来、審議の妨げになるとして携帯電話の使用を一切認めていなかった。
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