ウクライナ東部、緊張高まる
【ドネツク、キエフ共同】ウクライナ東部で政府庁舎などの占拠を続ける親ロシア派の武装勢力は14日、東部ドネツク州の主要各都市で警察署や行政庁舎などへの襲撃を継続し、同州の拠点施設をほぼ掌握した。親ロ派は、トゥルチノフ大統領代行が強制排除に向け事実上の最後通告で要求した退去期限を無視して攻勢を強め、ウクライナ情勢は再び重大局面を迎えた。
強制排除は14日午後(日本時間同日夜)現在、始まっていない。
タス通信によると、トゥルチノフ氏は14日、国連の潘基文事務総長と電話会談し、ウクライナ東部に国連と合同で平和維持部隊を展開することを提案した。
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