チリ中部で大規模山火事
【リオデジャネイロ共同】南米チリ中部にある世界遺産の港湾都市バルパライソで12日、大規模な山火事があり、地元メディアによると、13日までに住民少なくとも11人の死亡が確認された。約500棟の建物が焼け、1万人以上の住民が避難した。
強風で被害が拡大、市内は煙に覆われた。バチェレ大統領はバルパライソを大規模災害地域に指定、13日に現地入りし陣頭指揮を執った。軍兵士らが治安維持と住民の避難支援に当たった。火災の影響で停電状態が続き、住民は一時パニック状態に陥った。
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