熊本県多良木町の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したことを受け、消費者庁は13日、ホームページ上で「鳥インフルエンザに感染した鶏肉や卵を食べても、人に感染することはない」とする内閣府食品安全委員会の見解を紹介。「根拠のないうわさなどで混乱せず、正確な情報に基づき冷静に対応してほしい」と呼び掛けた。
食品安全委員会は見解で、鳥インフルエンザウイルスが酸に弱く、食べても胃酸で不活化されて毒性がなくなると考えられることなどから「鶏肉・卵は安全」と強調。
また国内では市場に出回る鶏肉・卵の安全確保のため、流通前の段階で殺菌、消毒していることも説明している。
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