防衛局が辺野古漁港の使用申請
沖縄防衛局(沖縄県嘉手納町)が、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先である名護市辺野古の埋め立て工事に向け、資材置き場に使うための辺野古漁港の使用許可など6項目を名護市の稲嶺進市長などに申請したことが14日、沖縄防衛局への取材で分かった。申請は11日付。
辺野古への移設に反対する稲嶺氏は、埋め立てを前提とする協議や手続きに応じないことを繰り返し明言しており、市長権限を使って移設を阻止する構えを見せている。
防衛局が市長に申請したのは漁港の使用許可のほか(1)辺野古漁港区域での環境調査に必要な協議(2)辺野古ダム周辺での環境調査に必要な協議など。
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