庁舎占拠「強制排除着手」と内相
【スラビャンスク共同】ウクライナ治安当局は13日、東部ドネツク州スラビャンスクで市庁舎や警察署を占拠している親ロシア派の強制排除に着手した。銃撃戦が発生し、ロシア通信は親ロシア派1人が死亡、2人が負傷したと伝えた。ウクライナ当局によると、治安部隊側も1人が死亡、5人が負傷した。占拠は継続している。
ロシアによるウクライナ南部クリミア編入後、同国東部で続いた親ロシア派のデモによる混乱は流血の事態に発展。情勢が一層不安定化し、ロシアの介入拡大に対する懸念が高まりそうだ。
ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は13日、親ロシア派の強制排除を行う意向を表明した。
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