養鶏11万羽、夜通し殺処分
熊本県は14日、鳥インフルエンザが発生し鶏が大量死した同県多良木町の養鶏場と、経営者が同じ同県相良村の養鶏場で、13日から夜通しで鶏の殺処分を続けた。対象は計約11万2千羽。県職員や農協関係者ら約400人が13日午前から作業に取り掛かり、14日午前に終える予定。死骸は16日までに養鶏場の敷地内に埋める。
県によると、多良木町の養鶏場で13日午前7時までに約1100羽が死に、鳥インフルエンザの簡易検査で6羽が陽性、うち2羽から高病原性鳥インフルエンザウイルスH5型が検出された。
県は、両養鶏場から半径3キロ以内の鶏と卵の移動を禁止した。
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