【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は13日夜(日本時間14日午前)、ウクライナ東部での情勢緊迫化を受け、緊急会合を開催した。米国のパワー国連大使は会合で、親ロシア派武装集団によるウクライナ東部の政府庁舎占拠にはロシアが関与していると強く非難した。
パワー大使は「この(ウクライナ周辺)地域で、このように組織的でプロフェッショナルな軍事行動を実行できるのはロシアだけだ」と断じた。
ウクライナのセルゲイエフ国連大使も、武装集団は「プロの特殊部隊員」だとの見方を示し、背後にいるロシアが「わが国の(領土の)一体性を脅かしている」と批判した。
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