愛媛県西条市で2012年7月、私立西条聖マリア幼稚園のお泊まり保育中に、川遊びで流された吉川慎之介ちゃん=当時(5)=が死亡した事故で、自治体が調査に応じなかったことから、遺族らが独自に原因を究明する調査委員会を発足させることが12日、遺族の関係者への取材で分かった。15日に初会合を開く。
調査委は、京都精華大の住友剛教授(教育学)ら3人の専門家を委員とする。
住友教授らは、事故が起きた川の現地調査などを実施。詳しい原因のほか、幼稚園を運営する学校法人のロザリオ学園(松山市)の対応も検証した上で、年内に報告書をまとめる。
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