【ベルリン共同】ドイツのシュタインマイヤー外相は11日までに、ウクライナ南部クリミア編入を強行し、欧米と対立するロシアからのエネルギー輸入を減らし、再生可能エネルギーを一層普及させて減少分を補う考えを示した。日本との連携を強化、将来のエネルギー問題に共同で対応したいとも述べた。同日からの訪日を前に共同通信の書面インタビューに応じた。
ウクライナ東部国境沿いに部隊を集結させているロシアが事態を悪化させれば、欧米は追加制裁の方針。その場合ロシアから欧州へのエネルギー供給制限で、ドイツの「脱原発」実現に支障が生じる恐れから対ロ依存度を下げる必要性に言及した。
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