千葉市は10日、認可保育所などへの入所を希望しても入れない「待機児童」が4月1日時点でゼロになったと発表した。
保育所新設による定員増や市の支援の拡充などが解消につながったとしており、熊谷俊人市長は記者会見で「保護者にとって安心できる環境づくりができた」と述べた。
市は認可保育所に入れない世帯に職員が電話して別の保育所とマッチングする取り組みや「子育て支援コンシェルジュ」と呼ばれる相談専門の嘱託職員を一部区役所に配置するなど、支援を進めてきた。
市によると、近年の待機児童数は2011年の350人をピークに、12年が123人、13年が32人と急減。
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