【ワシントン共同】2013年に新たに導入した風力発電設備は、中国が1610万キロワットで世界トップだったと、業界団体でつくる「世界風力エネルギー協会」(本部ブリュッセル)が9日発表した。日本の新たな導入量は5万キロワットで、中国の約300分の1にとどまった。
米国内の投資が一時足踏みしたことから、13年の世界全体の導入量は3530万キロワットと初めて前年を下回った。20年以上にわたって成長を続けてきた風力発電市場にかげりが見えた格好だが、同協会は、投資は14年に再び回復し、年間導入量は18年に6400万キロワットまで増えると予測している。
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