11日午前の東京株式市場は、前日に米国の株式市場が大幅に下落し、投資家の心理が冷え込んだため日経平均株価(225種)が急落した。一時1万3900円を割って、取引時間中として昨年10月以来、約半年ぶりの安値水準となった。
下げ幅は最大で400円を超えた。午前終値は、前日終値比330円47銭安の1万3969円65銭。東証株価指数(TOPIX)は13・75ポイント安の1135・74。
ウクライナ情勢が再び緊迫したのも悪材料となった。ロシアが欧州へ供給する天然ガスが滞れば、世界的な景気の減速につながるとの懸念が株価を押し下げた。
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