札幌市北区で相次いでいるカセットこんろ用ガスボンベの爆発事件で、北海道文化放送(UHB)に犯行声明のような文書が届き、犯人しか知り得ない記述が含まれていることが9日、捜査関係者への取材で分かった。道警は一連の事件に関わった人物が送った可能性が高いとみて、文書の分析を進めている。
UHBに文書が郵送されたのは8日で、道警は新たな事件発生の可能性が高まったと判断し、9日、北署に捜査本部を設置した。
文書は便箋3枚の表と裏に道警官舎で3日に起きた事件の詳細な内容のほか、北署への不満などが書かれていた。封筒には札幌北郵便局の消印が押されていた。
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