日米、TPPで閣僚会談
甘利明・環太平洋連携協定(TPP)担当相は9日、フロマン米通商代表と東京都内で会談した。日米間の協議で難航している農業重要5項目の関税や自動車問題に関し、閣僚同士の折衝で局面の打開を目指す。
24日に予定されている安倍晋三首相とオバマ大統領による日米首脳会談に向けて協議を前進させるため、閣僚レベルの政治判断を下せるかどうかが焦点となる。
フロマン氏は10日まで日本に滞在する予定。
日米は7日から東京でTPP交渉の事務レベル協議を再開した。農産物関税や自動車問題をめぐる主張の隔たりは依然として大きく、合意のめどは立っていない。
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